脂漏性皮膚炎のお悩み解消

脂漏性皮膚炎のケア

脂漏性皮膚炎の治療に用いる薬は、抗真菌薬と抗炎症薬の併用を基本とし、症状が出ている部位によって用いる薬を選ぶと、より効果的です。即効性のある外用薬や、体質改善を目指す内服薬、時間をかけて原因を取り除く薬など、症状や状況に合わせて使う薬を選び、組み合わせます。

近年、外用抗真菌剤として主に顔に処方されることが比較的多くなってきたのは、ケトコナゾール(製品名ニゾラール)です。ニゾラールは、脂漏性皮膚炎の主な原因の一つと言われるマラセチア真菌への抗真菌作用を主とするものであり、疾患の原因を取り除く原因療法と言ってもよいものです。

ニゾラールにはローションタイプとクリームタイプがありますが、塗り薬のニゾラールクリームには基剤に余分な成分が含まれるため、ローションタイプを使うほうがよいでしょう。ある程度の抗炎症作用があるニゾラールは、ステロイドに比べて、効果が現れるのには時間がかかるのですが、リバウンドなどの問題はほとんど発生しません。

一方、優れた抗炎症作用をもつステロイドは、吸収されやすい顔面などの部位では、使い続けると皮膚の萎縮やリバウンドが起きやすいので、使用は極力避けるべきと考えられます。既にステロイドを使用している場合でも、症状が緩和したら抗真菌剤へ切り替えを検討するべきでしょう。ステロイドはあまりにも炎症作用が強い場合の、一時避難的な使用にとどめるべきです。

内服薬では、菌を抑制する抗生物質(ルリッド錠)、炎症を抑制するステロイド薬(プレドニン)、皮膚の代謝に効果のあるビタミンB2、免疫力をアップするビタミンB6、かゆみを抑える抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤、細菌感染があれば抗菌剤などを使います。

長期的に脂漏性皮膚炎の治療に取り組む場合は、症状を落ち着かせるためにステロイド系、やがて少し安定したら抗真菌剤に移行するという使い方をすることがあります。このように、治療の流れで薬を変えたり組み合わせたりすることがあるので、市販の薬では対処しきれない場合があります。

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