脂漏性皮膚炎のお悩み解消

脂漏性皮膚炎の豆知識

ステロイド

脂漏性皮膚炎の治療では、炎症を抑えるためにステロイドが処方されることがしばしばあります。ステロイドは強い抗炎症作用があり即効性が高いという利点がありますが、長く使うと皮膚の抵抗力が弱くなるなど副作用の問題が大きくなるため、注意が必要となります。

特に顔など皮膚の薄い箇所に用いるのは、できればはじめから止めたほうが安全です。もし皮膚科で処方され続けたとしても、漫然と使い続けるのではなく、症状がひどい患部にだけ使うなど最小限にとどめるべきでしょう。

また症状が快復しなかった場合でも、ステロイドの使用期間は、なるべく数ヶ月以内、長くて10ヵ月程度にとどめておき、その後は別の抗炎症薬などに切りかえたほうがよいのではないかと思います。

皮膚科のなかには、真菌が関与する脂漏性皮膚炎であるにも関わらず、ステロイドのみを処方し続ける専門医も存在するそうですが、このような療治を何ヶ月も続けてしまうと、皮膚の抵抗力が弱まり菌が繁殖しやすい状態となって、さらに症状を悪化させる危険があります。

ステロイドは脂漏性皮膚炎そのものを治す薬ではなく、あくまでも皮膚の炎症を抑える対症療法ですから、ひどい炎症が日常生活に支障ない程度に改善されれば、ステロイドの役目は終わりといえます。ステロイドを使用する際には、どんな時に、どのくらい使い、いつ止めるか、というような基本的なことを理解、把握しておく必要があります。

ステロイド薬の使い方は、入浴後や就寝前に炎症がある患部に塗ります。厚くぬる必要はなく、うっすらと光るくらいで十分です。その後で炎症部分に抗真菌剤のニゾラールを塗ります。薬を塗ったら寝るまで汗をかかないよう、出来る限り注意します。乳児の脂漏性皮膚炎の場合は、基本的にステロイドは必要ありません。根気が要る疾患ですから、焦らずじっくり治療することが大切です。

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