脂漏性皮膚炎のお悩み解消

脂漏性皮膚炎の豆知識

脱毛症

脂漏性皮膚炎の症状が、長期間に渡って頭皮に出ている場合は、脱毛症を併発する可能性がありますので、注意が必要です。脂漏性なので皮脂が毛穴を塞ぐために髪が抜けると思われがちですが、実際には皮脂によって髪が抜けるというわけではなく、皮脂のために頭皮の常在菌が異常繁殖し、その菌の影響で毛根部周辺が炎症をおこして髪が抜け落ちるのです。

一般的に、発毛や育毛には皮脂の除去が有効と言われることもあってか、育毛サロンなどでは抜け毛の場合に脂漏性脱毛症によるものと診断することが多いようですが、実際には脂漏性脱毛症は、脱毛症全体の1%未満と言われます。

脂漏性脱毛症の症状の特徴は、皮脂が毛穴を塞ぎ、それを取り除くと、毛穴が赤く炎症を起こしているというものです。皮脂を除いても、すぐに新しい皮脂が毛穴から大量に分泌されるため、常にベタベタしている状態で、ひどくなると毛穴が化膿して痒みや痛みがともないます。

脂漏性皮膚炎の原因のひとつとして、男性ホルモンによる作用が挙げられます。皮脂の分泌増加に影響する男性ホルモンは、他方では毛髪の組織を衰えさせる男性型脱毛症の主要な要因として知られており、脱毛症と脂漏性皮膚炎は共通の原因をもっているといえます。

しかし、脂漏性脱毛症の根本的な原因としては、ストレスや栄養バランスの偏りなど男性ホルモン以外の要素も大きく関わっていることは間違いないと言えるでしょう。また思春期の年代が発症することも多いため、青年期における不安、いらだち、反抗などの精神的不安定要素が要因となっている可能性もあります。

皮脂による脱毛を発症した場合、皮脂の過剰分泌と頭皮の炎症が治まるまでは、なるべく刺激の少ないシャンプーで固着した皮脂を洗い流し、頭皮の常在菌のバランスを健全に保つ必要があります。しかし皮脂が直接の原因ではないので、頭皮だけのケアでは効果を期待できません。食生活を野菜中心に切り替えてビタミンB群や食物繊維を積極的に摂取する、脂肪分を避ける、刺激の強いものを避ける、適度な運動と心身のリフレッシュ、といった日々のケアを組み合わせることが大切です。

尚、激しいかゆみや痛みが伴う場合は、速やかに皮膚科を受診し、抗真菌剤や抗ヒスタミン剤の投与を受ける必要があります。このタイプの脱毛は、男性型脱毛症と異なり、脂漏性皮膚炎が治癒すれば回復します。

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